University Diversity Research

University Diversity Research

LGBT当事者が大学において抱える困難とニーズに関する包括的研究

近年、LGBT(Lesbian、 Gay、 Bisexual and Transgender)に代表される性的少数者に関する権利拡大の動きは日本を含めて世界的にみられる 。

本研究では、大学に通うLGBT当事者に対してインタビュー調査を行い、かれらが大学生活において抱える具体的な困難やニーズを質的に明らかにする。その結果から、LGBTに対する大学のサポート体制や学生の主観的体験が学生の精神健康度や学業の動機づけにどのように影響するかについて仮説を生成し、Web調査にて量的に仮説を検証する。

本研究の結果から、LGBTを含む多様性に開かれた大学環境を実現するうえで有益な知見を提示できると考えられる。


メンバー

ユアン・マッカイ(Euan McKay)

所属:東京大学広報戦略本部 特任助教

専門:国際学術広報論、国際関係史、ジェンダーとセクシュアリティ

プロフィール:東京大学大学院総合文化研究科博士後期課単位取得満期退学。修士(国際関係論)。東京大学全体の国際学術広報の企画・指導をしています。また、学内外のダイバーシティ関係組織とネットワークとともに連携し、LGBTの学生支援などを行っています。

小林良介(Ryosuke Kobayashi)

所属:東京大学大学院 教育学研究科 総合教育科学専攻 臨床心理学コース 博士課程

専門:臨床心理学,LGBT,パートナー関係,若者支援

プロフィール:東京大学大学院博士課程に所属し、主にゲイ男性の性とパートナー関係に関して研究しています。また、臨床心理学の実践活動としては、精神科クリニックにて心理士として幅広いカウンセリングの仕事と、生きづらさを抱えた若者に対する居場所支援の仕事もしています。

一言:年を取るにつれ、色々な価値観に触れて、カルチャーショックを感じるのが楽しくなってきました。研究を通して、様々な人と出会い、自分の中の多様性を育みたいです。

金智慧(Jihye Kim)

所属:東京大学大学院 教育学研究科 総合教育科学専攻 臨床心理学コース 博士課程

専門:臨床心理学,LGBT,女性、学生相談

プロフィール:東京大学大学院博士課程に所属し、主に女性バイセクシャルを対象にした臨床心理的な支援について研究しています。また、医療系の学校でリサーチアシスタントや非常勤講師としても勤めております。臨床心理士としては、大学の学生相談室や障害者の就労支援事業所にて心理支援活動を行なっています。

好きな言葉:一期一会

佐藤遊馬(Yuma Sato)

所属:東京大学大学院 教育学研究科 総合教育科学専攻 臨床心理学コース 博士課程

専門:臨床心理学,LGBT,若者支援

プロフィール:東京大学大学院博士課程に所属しつつ,生きづらさを抱えた若者に対する居場所支援・LGBT当事者や家族を対象としたイベント運営・高校でのスクールカウンセリング等の活動を並行して行っています。大学院では,ゲイ男性のボディイメージと精神的健康に関する研究をしています。

研究費

  • 平成31年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金) 
  • 研究種目名:基盤研究(C)(一般)
  • 研究課題名: LGBT当事者が大学において抱える困難とニーズに関する包括的研究
  • 補助事業期間:平成31年度~平成33年度